初出「ヤングロゼ」1993年11月号(岡崎京子展公式図録「岡崎京子 戦場のガールズ・ライフ」平凡社2015収録)短編集「ヘテロセクシャル」の「あとがき」で「JLGの『勝手にしやがれ!』と村上一夫氏の『同棲時代』を石ノ森章太郎氏のコマ割りでリミックスさせたという何だかわかんない超問題作」「もう、決して世に出ることのないすみれのようにかそけき超水子作品」と言及された幻の短編。永らく謎に包まれていたその全貌が「名無し」さんのおかげでついに白日の下に! …しかし、お蔵入りにはこんな事情があったとは…面白い、面白すぎる。京子ちゃん、素敵! …以下、「名無し」さんによる内容紹介(抜粋)です。(全文は掲示板過去ログにあります。)「…僕の個人的な印象と断ったうえで、ゴダールの『勝手にしやがれ』そのまんまだな、と思います。(これは批判ではありません、念のため) くわえタバコにサングラスの主人公はミシェル・ポワカール(ベルモンド)、恋人はパトリシア(ジーン・セバーグ)で映画と同じシーンがたくさん出てきます。…主人公二人の名-今日子と次郎-が上村一夫氏の『同棲時代』から引用…この同棲時代の著作権関係でトラブッたようです。…その後のヤングロゼ誌に上村一夫氏に対する謝罪が載りました。(岡崎さんの謝罪ではなく、編集部の謝罪だった。記憶に頼って書いているので間違っている部分があるかもしれません)。…岡崎さんが『平成枯れススキ』が水子のなるにあたって、遭遇した困難を思うと悲しい心持ちです。今更、蒸し返すように書くべきではなかったかな。いつの日か将来、他の未公刊のマンガと合わせて、ぜひとも出版して欲しいと1ファンとして切望します。」(20011213追加)より具体的なあらすじ紹介はイケダさんのところ★bbiw Sをご参照下さい。(20031001臨時追加、改訂2021.11.29)★bbiw V 【追記】著作権関係のトラブルからもはや日の目を見ることはあるまいと思われた本作ですが2015年に世田谷文学館で開催された岡崎京子展の公式図録『岡崎京子 戦場のガールズ・ライフ』に全編収録されたのです。実に雑誌発表から22年目の快挙でした。尽力された関係者の皆様に感謝します。(2021.11.29追記)