初出:週刊「漫画アクション」1985年12月25日号~1986年8月6日号(単行本:双葉社1986.11.14 Kindle版)初の長編。母子家庭もの(岡崎作品における父性像の欠落は気になる)。樹美子さん34歳は夫と死に別れ、競馬評論家をしながら、二人の娘、瀬利菜(16歳)と加利菜(10歳)を育てて来ましたが、土方のブライアン・フェリーおじさんに恋をしてしまいました。さて、樹美子さんの再婚なるか?高校生の時の樹美子さんが、新宿風月堂に出入りしてたサイケ少女で、授業中にサルトルの「存在と無」を読んでいたという設定には泣かされるが、全体としてゆるい出来。初の長編なんだから少しはリキを入れたらいいと思うのに、岡崎は相変わらず肩から力が抜けっぱなし。何しろ、冒頭の前書きからしてこうだ。
コンニチワ。始めのごあいさつです。私が作者の岡崎です。訳あって目次はありませんが次の次のページから全32話あります。
大変ですががんばって読んで下さい。
ソー言われたので、がんばって久しぶりに読み返してみたら、意外と笑える作品だったことを報告しておきます。 尚、初版刊行の十年後(2006年)に刊行された新装版には未発表作品「〆切りの謎をさぐれ!!」が追加されています。 (1999.06.22新規追加、20010218初出追加・20220116初出詳細と新装版詳細追加)★落ちる犬★bbiw V