【コメント】

単行本7冊目にして第5短編集。第一作品集からの流れを受け継ぐ最後の「叙情小品」集。この後「エンド・オブ・ザ・ワールド」まで5年間も本格的な短編集(連作短編集は除く)の刊行は途絶える。

編集者増淵俊之氏の証言によれば、旧作から最新作まで入り混じっていて、作者の指示通りに並べ見ると巧妙な流れに落ち着いたので驚愕した由。

後に、氏は、雑誌「SWITCH」の岡崎京子特集(2000年1月号)を殆ど一人で執筆している。その特集号の表紙を飾ったのが、この短編集の表紙と同じ、胸ポケットに赤いバラを挿した女性の横顔。(19990818新規追加、改訂20000119・20010219・20210702・20211209)★bbiw V 【収録作品】

  1. 「プロローグのようなもの」
  2. 「コニーのお留守番」
  3. 「さらば愛しき人よ」
  4. 「エイリアン」
  5. 「老人少年」
  6. 「SIX SEX SIXTEEN」
  7. 「ドラドラ息子とエロエロ娘」
  8. 「終らない夏」
  9. 「ねぇ、宇宙って膨張するのかな」
  10. 「エピローグのようなもの」